2023シンガポール研修体験談 2⃣
シンガポール研修での学びと新しい出会い
看護学科4年 高橋 彩久良
シンガポール研修では最先端の設備や制度についての学びに加え、現地の人々と触れ合えたことで新しい出会いを経験することができた。
NYPの施設の充実さにはとても驚いた。実際の手術室と同様の設備、認知症・身体が不自由な人を想定した演習施設、救急のシミュレーションのセッティング等、実際にそのような場へ遭遇した時に実践対応しやすく応用が効きそうな設備が学内に整っているため、NYP学生は実践力や応用力が身につくと考えた。
また、3Dプリンター、ミシン、工具やCG等、全ての学生が自由に使用することができる創作センターがあり、創造力・製作力が身につくと考えた。その他にも、広い運動施設、クラブ活動や大会への出場援助も充実しており、学生たちが多方面で新しいことに挑戦し、成長することができる設備が整っていると感じた。
NYPの学生と日本人の学生は3人ほどでペアグループをつくった。そのペアの学生がさまざまな観光地に連れて行ってくれたため、現地の人々と会話をしたり、行動を観察したことでシンガポール人の国民性を肌で感じることができた。
また、NYPや医療福祉施設の見学に加えて、観光が充実していたことでシンガポールでの日々が充実したものになったと感じている。
私が最も印象に残っている観光地はガーデンズ・バイ・ザ・ベイである。
緑が豊かであり、視覚的に癒されるだけでなく、25~50mの高さの垂直庭園であるスーパーツリーは、太陽光発電を行い、雨水を集め、温室の換気口としての役割を担っている。このような環境にもやさしい仕組み造りが素晴らしいと感じた。
また、街の様々な場所にジュース屋があったことが印象的であった。シンガポールは暑いため、日本に比べて消費量が多いのだと考えた。
今後もこのように新しいことに挑戦することができる機会があった際には、ぜひ参加したいと考えている。