2024シンガポール研修体験談 3⃣

                       シンガポール研修での学び


                                                    医療科学部看護学科2年 中井寿ノ


 

私がシンガポール研修に参加しようと思った理由は、シンガポールの同世代の方々と交流し友人を作ることに加え、講義などを通じて英語に触れて語学力を高め、未知のことにも主体的に取り組み、自分のものにしたいと考えたからです。 

NYPでは、学生のアイデアや主体性が大切にされていると感じました。自由に作りたいものを製作できる環境や、自分のやりたいことを追求できるクラブがあります。そして、時代に合わせた学習や自ら成長できる継続教育にも力を入れています。

障がい者の方々が使う道具や高齢者向けの生活品は、健常者でも使用できるものが多く見受けられました。これは、障がい者の皆が社会に溶け込み、可能性を広げることに繋がるのではないかと考えます。

 バディと話している際に一般的にシングリッシュと言われているシンガポール独特の訛りも感じましたが、それよりも彼らの両親がどこの国の人かによって訛りが異なってくることを知りました。

バディたちにペットを飼っているか聞くと、犬、特にゴールデンレトリーバーを飼っている人が多いと感じました。日本と違い、動物が施設内や住居で自由に行動できる範囲がかなり広いと感じました。 

食事を選ぶ際、野菜料理はないかと尋ねたところ、「ベジタリアン?」と何人かのバディに聞かれ、野菜を食べる文化がほとんどないことに気づきました。多民族国家であるため、さまざまな料理や美味しいものが多く、自分の好みの料理を見つけることができると思います。 

USS、バードパーク、リバーワンダー、ナイトサファリに、土日にバディたちと行くことができました。リバーワンダーとナイトサファリのショーでは、ショーの途中や終わりにリサイクルや環境保全について触れる工夫がされていました。日本ではたくさんの動物園や水族館に行ったことがありますが、そのような取り組みを見たのは初めてで、ショーの中に組み込むことで環境保全を全年齢対象に伝えられるのがとても良いと思いました。 

シンガポールの子たちと翻訳アプリを一切使わずに話すことができたら楽しいと思います。

英語の勉強を深めながら、お互いの文化を知り合うために、もっと自国のことについて詳しくなりたいと思います。そして、将来的には海外で日本の看護知識を活かせる看護師として働きたいと考えています。そのため、大学での看護学の勉強もですが、まずは医療英語検定の勉強も進めていこうと思っています。 

今回の研修に参加し、自身の良い面や悪い面がよく見えたと思います。今後、それらをどう生かしていくか、足りない部分をどう補うか考えていきたいです。

日本にも多くの国々の人々が来ており、今後さらに増えていくと考えます。その中で、人種に限らず看護を必要とする人々にサービスを提供できる能力が求められると思います。今回の研修は文化の違いや言語の違い、価値観の違いを知る良い機会となりました。 

少し気になる、楽しそう!うまくいくか分からない、不安だな、色んな気持ちがあると思いますが、迷うならぜひ行ってみましょう!絶対に何か得るものがあります。

シンガポールへみんなで行き、知らない文化や環境に触れることで、見えるものや感じるものが変わってくると思います!






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