2024オーストラリア研修体験談 ③
私は、小学校見学でYear3(8~9歳)の子どもたちと、pre-primary(小学校入学前)の子どもたちの授業を見学しました。日本の教育と違って驚いた所は、教科書が無く、先生が決めたカリキュラムに沿って授業が進んでいく。物語について考える授業では、一回の授業で「読み」・「読解力」・「語彙力」・「倫理」を教えていて、日本で自分が受けていた教育とは全く異なった教えが見られた。子どもの集中力を続けさせる保育者の声掛けや取り組みが凄く勉強になった。
ロットネスト島という島にしか生息していない、クオッカと呼ばれる生き物。正面の顔が笑っているように見えることから、「世界一幸せな生き物」と言われている。このミラクルショットを撮るのはなかなか至難の技であり、水を飲むクオッカが顔を上げた瞬間にすかさず連写をして、撮れた1枚だ。この写真を見ているだけで、自分自身もとても幸せな気持ちになる。クオッカを日本に連れて帰り、日本で増殖させる計画を密かに立てていたが、国は許してくれなかった。
11月から4月まで毎週木曜日の夜に開催されるイベントで、100以上の食通や小売業者がスカボロービーチに集結したり、DJが音楽をかけてみんなでダンスをしたり、会場はかなり盛り上がっていた。綺麗な海と夕日のコンビネーションは最高だった。夕日が沈み暗くなるにつれて、会場はどんどん盛り上がりを増していった。私は人が少ない時間帯から、集合時間までずっと踊っていたのだが、ダンスフロアには、お年寄りから小さい子供、老若男女問わず、みんなが音楽に合わせて、ダンスを楽しんでいた。言葉が通じなくても、音楽は人と人をつなぐ力があると改めて感じた。