投稿

3月, 2024の投稿を表示しています

2023オーストラリア研修体験談 1⃣

イメージ
海外研修体験記   東京理学療法学科 4 年 小川 真奈    今回の研修で私は初めて海外へ行きました。 そのため、楽しみも多くありましたが不安なことが多くありました。  英語が苦手で、話すのも聞くのもできない状態だったので、言語の壁を厚く感じていました。また、研修の1か月前までは病院実習や国家試験対策で学校へ行く日が多くあり、英語に触れる時間が取れなかったためコミュニケーションに不安を感じていました。  オーストラリアに着いて次の日には、学生だけで観光に行き、レストランでの注文やバスの乗り方などを聞き、英語でのコミュニケーションが始まります。 私は、全く何を言っているかも分からず、どう答えたらいいのか分からない状態になり、スマートフォンの翻訳機能をたくさん使うと思っていました。 ですが、私たちの拙い中学英語でも現地の方々は優しく丁寧に接してくださいました。その時に「英語が伝わった。」と少し自信つき、ここからの 10 日間がさらに楽しみになりました。  ECU での解剖学などの講義では日本語で分かりやすく教えてくださいます。 特に私は現地の高齢者を対象としたワークショップに参加したことが印象に残っています。 ワークショップでは、オーストラリアのコロナの状況について説明がされた後、体力や歩行速度を向上させるためのエキセントリック運動を一緒に行います。 音楽に合わせた全身のエクササイズをしましたが、運動不足だった私にも良い運動になりました。 その後、ティータイムを挟んだのち、高齢者の認知能力のテストや筋力測定、歩行速度、バランス測定のお手伝いをさせてもらいました。 今回の対象者は、日頃から健康増進に興味があり積極的に運動を行っているため、とても良い結果の方が多かったです。私も病院実習で患者様の歩行速度や認知機能テストを行いましたが、オーストラリアの参加者よりも機能が低下していることが多いのです。 結果を見て、同じ年代であっても健康に対する意識によって身体機能に差が大きく出ることにとても驚きました。  他にも、ビーチやロットネス島で海に入ったり、ワイルドライフパークでカンガルーやコアラにあったり、ショッピングモールで買い物を楽しんだり、オーストラリアでしかできない体験をたくさんしました。  初めての海外でしたが、この研修のおかげでチャレンジすることの大切さを学ぶことが出来

2023オーストラリア研修体験談 2⃣

イメージ
日本にいたらできなかった貴重な体験             柔道整復学科3年 白鳥 胡桃    私は今まで、やりたいことがあっても難しそうだったり、頑張らなければならない事だと、出来ないと諦めて努力することを止めてしまっていました。 私が、この研修に参加しようと思った理由は、新しいことに挑戦した時に諦めずにやり遂げる成功体験を得て自信をつけたかったからです。  現地での ECU の講義や演習はどれも勉強になるのものばかりでした。  エキセントリック運動といった新しい理論を学んだほか、解剖学や筋骨格系など普段の勉強のより深いところを学ぶ事ができ、とても有意義な時間でした。  WAIS というトップアスリートの強化訓練施設を訪問しましたが、オーストラリアでは理学療法士が選手のコーチより上の立場にあるということも日本とは違って驚きました。  6万席あるオプタススタジアムのツアーでは、普段見ることのできない現地 AFL チームの控室や作戦室なども見学でき、とても貴重な体験になりました。  カバシャムワイルドパークではカンガルーやコアラを間近に見ることができたり、日本の動物園では見たことのないヒツジの毛刈りショーを見ることができて楽しかったです。  ローンボーリングとパドルテニスという現地で人気の 2 つのスポーツを体験しましたが、どちらもとても盛り上がり良い思い出になりました。  観光で行ったロットネスト島では綺麗なビーチに行ったり、クォッカという可愛らしい小動物を見たりしましたが、島の全部を周りきれなかったのでまた訪れたいです。  初日のウェルカムランチと最終日のフェアウェルバーベキューランチでは、 ECU の院生と英語で会話をしました。 英語でコミュニケーションをとったことがほとんどなかったので、言いたいことを伝えるのに凄く苦労しました。 ですが、少しでも理解して貰えた時は嬉しかったし、会話することも楽しかったです。 大学以外でも観光している時に、現地の方が「どこから来たの?」と話しかけてくれることも多く、もっと英語が出来たらより楽しく会話が出来るな、と感じたので、今後英語を勉強していきたいと強く思いました。  全体を通して、絶対に日本ではできないとても貴重でかけがえのない経験をすることができて、心から研修に参加して良かったと思え

2023オーストラリア研修体験談 3⃣

イメージ
  オーストラリア研修 東京理学療法学科 4 年 今橋 莉子    ECU での講義では、主にスポーツ医科学について学びました。 エキセントリック運動の研究の第一人者として知られる先生が講義を担当してくださいました。 「 ECCENTRIC 」とは何か、その運動の効果など、研究現場の見学や、演習体験をしながら学びました。 とても分かりやすい講義だったため、楽しく受けることが出来ました。  実際に、高齢者の方と一緒にエキセントリック運動を行ったり、認知機能検査のお手伝いを行ったりしました。 60 代~ 90 代と高年齢の方も多くいたのですが、ほとんどの方がアクティブに運動することが出来ていました。 オーストラリアは健康意識が高いため、元気な方が多いのかなと感じました。休憩時間も話しかけて下さり、とてもフレンドリーに接してくださいました。  他にも、様々な施設を見学することが出来ました。  旅行では見ることが出来ない「 OPTUS STADIUM 」の裏側やトップアスリートの強化訓練施設「 WAIS 」など、ツアーのように解説をしてもらいながら、見学をして廻りました。 それぞれの競技に合わせて環境設定が出来る機械やリハビリの機械など、初めて見るものばかりで、とても興味深かったです。 日本よりも施設が大きく、機械の種類が豊富でした。そのため、質の高い練習を行うことが出来、レベルの高い選手を生み出すことが出来るのだと思いました。  お昼には、 ECU の学生の方と交流しました。 ECU には様々な国の学生が学びに来ていました。私は英語が苦手なため、会話ができるか不安でしたが、友達と協力して会話をすることが出来ました。相手に伝わると嬉しくなり、もっと英語の勉強をして話せるようになりたいと思いました。  研修プログラム中は、 ECU での授業以外にも、様々な場所に観光をしに行きました。  パースは自然豊かであり、素敵な場所が沢山ありました。中でも、 Scarborough Beach と Rottnest Island が印象的でした。 Scarborough Beach では、海で泳いだり、砂浜で砂のイルカを作ったりと、夕日が落ちるまで遊びました。 夕日が沈む景色は、とても幻想的でした。夜には屋台が出ており、ビーチパーティーが行われました。  フェリーで訪れた Rottnes

2023オーストラリア研修体験談  4⃣

イメージ
10 日間のオーストラリア研修 東京理学療法学科 4 年 齋藤 奏実 私は、健康意識の違いなど、文化について興味があり、オーストラリア研修に参加しました。 オーストラリア研修では、2回の授業が実施されました。 1回目の授業では、解剖学と生理学の内容を中心に筋肉の収縮メカニズムや種類や特徴、遺伝的要素などについて詳しく学び、理解が深まりました。筋肉名を英語で習い、由来も理解しながら学ぶことが出来て楽しかったです。 2 回目の授業は「エキセントリック(伸張性筋収縮)運動」について学びました。 eccentric 運動とは、収縮している筋肉が伸ばされる、筋活動が主となる運動のことです。 eccentric 運動は年齢や性別関係なく、スポーツ医科学、看護、高齢者の健康増進など、どの分野でも対応できると知り驚きました。 現地の高齢者を対象としたワークショップに一緒に参加し、 60 代後半~ 90 代前半の高齢者の方に向けての健康促進を目的とした運動を行いました。立位姿勢から椅子に座る動作をゆっくり行ったり (eccentric 運動 ) 、頭を使って、手や足を動かす運動を行いました。 少し難しく感じましたが楽しかったです。 現地の高齢者の方々と交流することが出来て、健康意識が高いと感じ、とてもよい経験となりました。  また、施設見学では、トップアスリートを対象にした強化訓練施設を見学しました。 オーストラリアは南半球に位置しているため、世界大会が実施される場所と環境が違うことが多くあります。そのため、気温や酸素濃度を調節ができる部屋あり、実際に現地にいなくても同じ環境設定でトレーニングができるようになっていました。 そこでは、選手が良い状態で競技に臨むことが出来るように理学療法士が運動指導を行っていて、日本との違いを知りました。  オーストラリアの生活では、飲食店は 21 時に閉まることやシッピングモールは 17 時ぐらいに閉店するなど全体的に早いと感じました。 スーパーでは全体的に量が多く、日本には売っていないものなどたくさんありました。日本との違いが感じられて楽しかったです。 この研修を通して、普段の学校生活では感じることのできない貴重な体験ができました。 もし迷っている方がいたら、ぜひ一歩を踏み出してほしいです。

2024年3月ナンヤン理工学院研修生を受入れました!             

イメージ
  シンガポール・ナンヤン理工学院の学生達が来学しました Students from Nanyang Polytechnic, Singapore visited our university 2024 年 3 月 2 日(土)から 3 月 9 日(土)の 8 日間、シンガポールの交流協定校である、ナンヤン理工学院の研修生 21 名(看護学科)と引率教員 2 名が来学しました。 3 月 2 日(土)に日本へ到着し 3 月 3 日(日)は、本学のホストの学生と 1 日、東京観光を楽しみました。 21 Nursing students and 2 Nursing faculty members from Nanyang Polytechnic (NYP) , a partner institution in Singapore visited our university for eight days from March 2nd (Sat) to March 9th (Sat), 2024. They arrived in Japan on Saturday, March 2nd, and enjoyed a day of sightseeing in Tokyo with their host TUS students on Sunday, March 3rd. 3 月 4 日(月) プログラムの開始です。最初にオリエンテーションを行いました。 冲永副学長や大西看護学科長の挨拶の後、 NYP の参加学生の自己紹介、 本学の紹介プレゼンテーションを行いました。 March 4th, the training programs started.  First of all, We held orientation. After opening remarks by Vice President Dr. Okinaga and Dean of the Department of Nursing Dr. Onishi, the NYP students introduced themselves. Then We gave a presentation introducing our university. 午後は本学のキャン