投稿

12月, 2024の投稿を表示しています

2024シンガポール研修体験談 1⃣

イメージ
2024 年度シンガポール研修 with NYP   看護学科2年 池田義基   今回の研修ではシンガポールに行きました。私自身、海外の経験がなく不安と楽しみが入り混じった中での海外研修がスタートしました。   まず初めに、私が研修に参加した理由は、海外の医療に興味があったことと、海外に行く機会なんて滅多にないから行ってみたいという思いからでした。先輩からも「楽しかった」や「行ったほうがいい」との話を聞いて、あまり深く考えずに参加を決意しました。 シンガポールへ出発する前には、引率の方が数日間にわたり、シンガポールの歴史や文化についての説明や英語の学習を行ってくださいました。しかし、私はもともと英語が得意ではなかったため、あまり上達することなく当日を迎えてしまいました。   実際にシンガポールに着くと、初日から NYP の学生と USS へ行きました。初日の朝からみんなでご飯を食べに行きましたが、注文はすべて英語で、店員の方とも英語で話す必要があり、とても焦りました。ですが、 NYP の学生が一緒に注文を手伝ってくれ、私の下手くそな英語を丁寧な英語に言い換えて店員さんに伝えてくれるなど、とても親切で思いやりのある学生ばかりでした。 NYP の学生との会話は、ジェスチャーや知っている単語を使ってうまく伝えたり、翻訳アプリを活用して会話をしたり、英語がうまく話せない中でも楽しくみんなでコミュニケーションを取りながらシンガポール生活を過ごすことができました。   2 日目以降は、実際に NYP に行き、学内の施設を周り、日本の大学との相違点を見たり、実際の医療現場を再現した中で看護シミュレーションを使った演習を行ったりしました。 他大学の学生とも一緒に行動したので、新しいコミュニケーションが生まれ、他大学からの意見を聞くことで新たな視点を得ることができました。 他にも、 NYP の先生やジェトロの方が来てくださり、シンガポールの医療福祉や虐待についての話など、とてもためになる貴重なお話を聞くことができました。 NYP 以外にも、 SG Enable Village や St Hilda's Community Service Centre 、 AMKTH Soci...

2024シンガポール研修体験談 2⃣

イメージ
                   シンガポールで貴重な体験と最高の思い出ができました                                                                                                                             看護学科 2 年 林 美波     まず、海外研修のお話が来た時、私は「行くしかない!」と思いました。いずれ、海外で看護がしたいと思っていたこと、母が昔住んでいたことからどのような場所か行ってみたかったこと、単純に海外が好きということ沢山の理由がありました。 正直、英語はあまり上手く話せず、海外に行くたびに苦労していたし、日本ではアルバイトの時にしか使ったことが無く、翻訳をしないと全然話せません。人見知りで、飛行機が苦手で懸念点は沢山ありました。しかし、それ以上にどうしても魅力的で海外の看護について知ることができ、海外経験を積めて、 10 日間も滞在できて、友達と一緒に行けて、友達を作れて、話を聞いた時には行くことを決め、結果的にとても素敵な経験となりました。     実際に、行ってみて初日はシンガポールに到着してからすぐホテルに向かい、有名なレストランで夕食を食べた後、就寝しました。   2 日目は USS に行ったのですが、私は絶叫系アトラクションが乗れません。おまけにディズニー派。とても不安な朝を迎え、バディの子と合流後、 USS に行きました。結果として、見所は色々あって、スタバもあってそれなりに楽しむことができました。絶叫系に乗れない子でも生きていけることだけお伝えしておきます笑   3 日目からは NYP の見学や講義、ほか施設の見学などが始まりました。がしかし、体調を崩すという失態。初日、 2 日目と過ごして食事が合わない!野菜がない! 3 日目は寝込みました。絶望したことも今では笑い話です。 4 日目からは復活し、シンガポールの医療制度の講義を聞いたり、高齢者施設や障がい者施設、看護シミュレーションの体験など沢山のプログラムを通して、シンガポールについて学ぶことができました。日本と比較してみると様々な気づきがありま...

2024シンガポール研修体験談 3⃣

イメージ
                        シンガポール研修での学び                                                     医療科学部看護学科 2 年 中井寿ノ   私がシンガポール研修に参加しようと思った理由は、シンガポールの同世代の方々と交流し友人を作ることに加え、講義などを通じて英語に触れて語学力を高め、未知のことにも主体的に取り組み、自分のものにしたいと考えたからです。   NYP では、学生のアイデアや主体性が大切にされていると感じました。自由に作りたいものを製作できる環境や、自分のやりたいことを追求できるクラブがあります。そして、時代に合わせた学習や自ら成長できる継続教育にも力を入れています。 障がい者の方々が使う道具や高齢者向けの生活品は、健常者でも使用できるものが多く見受けられました。これは、障がい者の皆が社会に溶け込み、可能性を広げることに繋がるのではないかと考えます。   バディと話している際に一般的にシングリッシュと言われているシンガポール独特の訛りも感じましたが、それよりも彼らの両親がどこの国の人かによって訛りが異なってくることを知りました。 バディたちにペットを飼っているか聞くと、犬、特にゴールデンレトリーバーを飼っている人が多いと感じました。日本と違い、動物が施設内や住居で自由に行動できる範囲がかなり広いと感じました。   食事を選ぶ際、野菜料理はないかと尋ねたところ、「ベジタリアン?」と何人かのバディに聞かれ、野菜を食べる文化がほとんどないことに気づきました。多民族国家であるため、さまざまな料理や美味しいものが多く、自分の好みの料理を見つけることができると思います。   USS 、バードパーク、リバーワンダー、ナイトサファリに、土日にバディたちと行くことができました。リバーワンダーとナイトサファリのショーでは、ショーの途中や終わりにリサイクルや環境保全について触れる工夫がされていました。日本ではたくさんの動物園や水族館に行ったことがありますが、そのような取り組みを見たのは初めてで、ショーの中に組み込むことで環境保全を全年齢対象に伝えられるのがとても良いと思いました。   シンガ...

2024シンガポール研修体験談 4⃣

イメージ
                  「言語の壁を超えた友人、本当の学びはここにある!」       医療福祉学科2年 菊見 侃 汰 私が今回の研修に参加した目的は「福祉に関する知識を増やす事、また自身の中で国単位での比較対象を見つける」というものでした。初の海外渡航という事もあり、内心舞い上がっていましたが、事前研修で早速「言語」という分厚い壁にぶつかりました。 英語に関しては全く話すことが出来ず、事前研修で行われた英語の訓練では失敗続きで、少しでも自身の意思表示が出来れば良い方でした。 また、私の所属する医療福祉学科は事前に準備していた資料を基にプレゼンテーションを行いましたが、その中でも言語の壁を感じました。普段とは異なり慣れない言語を使いプレゼンをした為思い通りにいかず少し悔しい経験もしました。 ここまで聞くと「英語が出来なければ苦労するだけでは?」と思うかもしれませんが、 それは些末なもので、講義では担当の方が通訳をしてくれることもあり、常に新しい事を知ることが出来、現地で組んだバディ達は長い付き合いとなる友人になります。 次は今回の研修で訪れた場所、講義についてです。 2 日目は USS に行きました。アトラクションの豊富さはもちろん、バディ達とのアイスブレイクの場として親睦を深める良い機会でした。他にも 7 日目はバードパラダイス等動物園に行きバディ達と残りの時間を分かち合いました。 主な講義内容は制度や方針についてでしたが、福祉に就くならば必ず聞く虐待についても話を聞くことが出来ました。さらに、見たことの無い制度や考え方ばかりでどれも新鮮に感じ、当初の目的である「福祉に関する知識を増やす事、また自身の中で国単位での比較対象を見つける」という目的の大部分を果たすことができました。 シンガポールの食文化は日本の出汁文化と異なり中国や東南アジアの文化を取り入れている為、油を主とした食文化で味が濃くまた、外食文化という事もあり野菜が少ない傾向にありました。ですが、食事は全般的においしく日本食が恋しくなることは一日もありませんでした。また、知らないお店ばかりで買いものなどで苦労するかと思いましたが、多国籍企業であるドン・キホーテや無印良品など一度は目にしたことのあるお店も多かった為リラックスして買い物が出来ました。 初の海外でしたが貴重な体験も多く、今回...

2024シンガポール研修体験談 5⃣

イメージ
                   自身の考えを見直せる学びの深い研修でした 医療科学部医療福祉学科2年 木下  暖太 私は「シンガポールのことはよく分からないけれど、海外の福祉や文化を知っておくことは何処かで役に立つだろう」という思いで研修への参加を決めたのですが、最初に結論を言うと、シンガポールのシステムや考え方が面白すぎて「まだまだ学び足りない!」と心の底から思っています。   私は英語が昔から苦手で、正直 10 日間も生活できるか不安なところがあり、現地でも何度か恥をかく場面も多かったです。ですが、現地の学生たちとは翻訳アプリを通じて意思疎通ができただけでなく、彼らの優しさに触れることができ、感謝してもしきれません。 今回の研修の主目的である講義では、プロの方や引率の先生方が通訳をしてくださるので内容をよく理解することができました。   個人的に興味深かったのは「児童虐待」に関する講義でした。例えば、子どもと虐待をした親のどちらを優先するのかについて、「子どもは大人より状況を改善するリソースを持っていない」という考えの基、「子どもを優先する」と言われていたことに対し私は非常に感銘を受けました。他にもシンガポールの飲料には含まれている糖分の量に応じて A 〜 D のグレートで分けられているなど面白いルールが様々で、ゴミのポイ捨てをすれば罰金、横公共交通機関で飲食をしても罰金なんてこともあります。しかしこれが多民族国家でありながら今も秩序を保っていられる理由であり、「自分の見ていた世界は狭かったんだ」と思い知らされました。   他には USS やマーライオンなどに観光に行ったり福祉や医療の施設見学をしましたが、個人的に最も面白かったのは国立博物館です。全く知らない国の歴史を知るというのも楽しみの 1 つで、 1871 〜 1904 年の間、「海峡植民地」と呼ばれる当時イギリスの植民地であったシンガポールやマラッカなどのマレー半島や周辺諸島の知事を務めていたという「フランク・スウェッテン」の肖像画の存在感は大きく、忘れられません。特に印象に残っているのが「日本との戦争」です。戦争に導入された装備や戦車が展示されていたのですが、砲塔の前を通ったときに恐怖を感じることとなり、戦争について改めて考え直す機会になりました。...

2024シンガポール研修体験談 6⃣

                              私のアナザースカイ                                                                                               医療科学部 医療福祉学科2年  白坂 虹羽 私がこの海外研修に参加しようと思った理由は、単純に海外という未知の世界を見てみたかったからです。また、高齢者の施設にもとても興味がありました。 私は英語が得意ではないのですが、海外でできた友達と英語で会話できることをとても楽しみにしていました。 二日間の自由行動の日には、みんなで USS とナイトサファリに行きました。初日の USS では、アトラクションに乗ったり、みんなでご飯を食べたりして、とても仲良くなりました。 NYP の学生がおすすめの食べ物を紹介してくれ、それをみんなで分け合ったことが楽しく、印象に残っています。 日中のプログラムの後も、様々な観光地を巡りました。地下鉄にも何度も乗りましたが、 NYP の学生が案内してくれて、安心して乗ることができました。 私が特に思い出に残っていることは、夜景がきれいな公園でピクニックをしたことです。 自分たちで好きな食べ物を買って、食べたり、写真や動画を撮ったりして、とても新鮮で楽しかったです。 NYP で講義を受けた際には、現地の学生と一緒にお昼を食べました。 NYP の食堂には多種多様なお店があって、驚きました。何を食べるか迷ったり、注文方法が分からなかったりした時には、 NYP の学生が助けてくれたので、とてもありがたかったです。 施設見学では、高齢者施設などを訪れました。施設内では、高齢者の方々がジムのよう...